水産研究成果情報検索結果




LED船上灯を用いた中型いか釣漁船によるアカイカ・スルメイカ操業調査結果
中型いか釣り船の漁灯をメタルハライドからLEDに変更し、アカイカ、スルメイカの操業調査を実施した。アカイカでは漁獲量は10%増加したが、スルメイカでは10%減少した。平均燃油使用量はアカイカ操業で約22%減、スルメイカ操業で約33%減であった。
担当者名 (国研) 水産研究・教育機構 開発調査センター 漁業第一グループ  連絡先 Tel.045-277-3002
推進会議名 その他 専門 漁業生産技術 研究対象 するめいか 分類 普及
「研究戦略」別表該当項目 3(1)安全・安心な水産物の供給技術の確立
[背景・ねらい]
我が国の温室効果ガス排出量は2050年までに実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指す。近年の燃油価格の高騰による漁業経営を改善する。


[成果の内容・特徴]
中型いか釣りの着業船を用いた実証試験を通して、漁獲量と経費から収益性を算定することにより、成果の速やかな社会実装を可能とする。
[成果の活用面・留意点]
LEDの換装コストについては、公的補助などを用いて別途考慮する必要がある。
[その他]
研究課題名:遠洋漁業及び沖合漁業における海洋水産資源の開発及び利用の合理化に係る開発調査

研究期間:令和3〜7年度

予算区分:交付金

研究担当者:鈴木大智

発表論文等:情報誌「FRAニュースvol.75」掲載
[具体的データ]

LED換装による平均燃油使用量の変化






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